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深瀬啓司(15期)さんへの電子メール
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> 11月28日午後、久しぶりに雲一つない冬晴に恵まれ、泉岳寺から寺町、大使館筋を通り潮見坂、幽霊坂、蛇坂、三田山上を吟行しました。丁度三田の演説館が建築特別公開日でした。 > 演説館は1875年竣工し、震災や戦災にも耐えた和洋折衷の建物で、内部は座っていても先人の学問に対する息吹を感じました。吟行しながら「ブラタモリ」を楽しみました。 > 本井先生からは俳句はきっちり素直にリズム感良く作る、と教えて頂きました。 > 今回は大塚次郎さん(28期)に中等部の句会場手配その他でお世話になりました。 > 写真は湯浅善兵衛さん(31期)が写されました。 > 有難うございます。 > では当日の選句をご紹介します。 > > 本井先生の御句 > ・演説館の白き窓枠冬の蠅 > ・色も濃う鞣しあげたる蔦紅葉 > ・石蕗の花浪士と呼ばず義士と呼び > ・葉のギザの失せにける柊の花 > ・卵塔をみしと寄せあり冬の草 > ・冬空の真青幽霊坂の上 > ・香絶えぬことで名所冬日和 > > 本井先生の選句 > ・御手洗を束子で擦る神の留守 かおる > ・中等部の子のみな細し冬木の芽 洋太 > ・亀塚の十坪程なる冬日向 孝治 > ・首洗ひ井戸の丸さや神の留守 洋太 > ・落葉降る水琴窟を聴きをれば 洋太 > ・冬晴や線香絶えぬ義士の墓 貴聖 > ・演説館眠らせるべく銀杏散る 次郎 > ・登り坂近づく冬の青き空 伸次 > ・ビル谷間静寂ありて冬木立 善兵衛 > ・プラタナス枯葉を通る日の光 貴聖 > ・色付きてなお稚く実千両 かおる > ・冬の日の三田山上の午後三時 孝治 > ・オレンジのアロエの花の咲いてをり 貴聖 > ・やはらかく老松包む冬日かな 次郎 > ・団子屋ののれん新し冬晴るる 善兵衛 > ・聖坂冬の陽を背に吟行す 伸次 > ・義士墓のすべてに香や冬ぬくし 洋太 > ・寒椿ペンキぬりたてより淡く 貴聖 > ・モッコクの実の割れて朱の見えてをり善兵衛 > ・神迎ふ如しおほきく銀杏立つ 洋太 > > 次回予定、 2016年6月4日(土)(池之端旧岩崎邸近辺)、 > 次々回予定 2016年12月3日(土)(鎌倉界隈) > > 多数の皆様の参加をお願い致します。 > 以上、枇杷の会幹事 深瀬
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