第29回枇杷の会(桜ケ丘公園句会)報告 
31期湯浅善衛 2010/12/5(日) 00:49:36 No.20101205004936
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第29回枇杷の会(多摩・桜ケ丘公園句会)報告

本日12月4日に多摩丘陵の「都立桜ケ丘公園」を吟行しました。
昨日の暴風雨で落葉が積もり、ケヤキも枯木になっておりました。
紅葉はちょうど見納めで、家族連れも来ていました。
園内の小高い丘には、旧多摩聖跡記念館があり、幕末の志士達の書画等も展示されています。
明治天皇が、この丘や多摩川にうさぎ狩りや鮎漁のため、数回訪れたのを記念して建てられたそうです。
丘というよりは山を歩く感じで、小春日の良い運動になりました。
それでは当日の選句をご紹介します。

<英主宰の御選句> 
仄かなる落葉の香り踏みしめて    孝治
駅前のチンドン屋までクリスマス   啓司
枯葉踏む向かうの丘に日の当たる   紘二
落葉径突と無口になりにけり     祐之
欅より枯木となりぬ雑木山      祐之
どっぷりと里の紅葉に浸りけり    孝治
紅葉の丘からはるか副都心      啓司
源平の山茶花によく日の当り     紘二
ホームまで張り出す柿の熟れにけり  祐之
冬日向家族四人を包みけり      孝治
知恵の矢の降って来さうな冬木立   紘二
防火槽の蓋に散らばる柞の実     祐之
晴れわたる多摩の横山山粧ふ     紘二
落ち立ての落葉の反ってゐたりけり  祐之
小春日や明治の帝顔長し       紘二
紅葉濃き多摩丘陵に抱かるる     善兵衛
冬の日や若き元勲皆能書       紘二
橋三つ見ゆる多摩川冬日和      啓司

<英主宰の作品> 
 登り来し御褒美の冬紅葉かな
枯芝に丸きわが影老いたりな
朴落葉あればぐるりと空仰ぎ
落葉灘に朴の幾舟浮かべたり
新雪に踏み込むごとし落葉蹴る
丘を辿り富士を望めば日短
スケートのやうに爪先落葉蹴る

次回吟行は、来年4月頃を予定しています。
場所と日程が決まり次第、連絡いたしますので、お楽しみに。
吟行を重ねて、皆さんの句もさらに磨かれてきたと感じました。
今後も英主宰のもと、この句会を続けてまいりますので、
さらに多くの方のご参加をお待ちしております。                            以上  


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