第32回枇杷の会(上野公園句会)報告 
31期湯浅善衛 2012/1/30(月) 00:16:05 No.20120130001605
46,386バイト 68,999バイト
70,280バイト
本日1月29日「上野公園」で第32回目の吟行を行いました。
不在投句の杉原祐之さんも含め総勢10名の参加となりました。
北風が強く寒いながらも、公園口から多くの人で賑わっていました。
まずは、動物園入口左の参道から上野東照宮へ。
緋色の他、黄色、白色等の珍しい冬牡丹が藁囲いの中、寒さにも
めげず可憐に咲いていました。
本来四月頃に咲く牡丹を江戸時代に諸大名が新年の茶室に飾るた
め改良したとか。
残雪と冬牡丹の調和がすばらしくつい長居して、不忍池へ降りる
時間もない方もいらっしゃいました。
蝋梅の黄もあざやかでした。
その後浅草の大黒屋で句会をし、新年会を行いました。
締めの名物天丼はやはり旨かったです。
それでは英主宰の選句をご紹介します。

寒牡丹舞ひ立たぬやう菰を被せ  次郎
七度言ふ如来真言寒がらす    洋太
寒牡丹へ屈めば温くありにけり  祐之
メリーゴーランド軋りて冬日和  秀俊
わが影の差すを憚り寒牡丹    次郎
水底の落葉動かぬ日和かな    秀俊
D51の脇の残雪足の跡       貴聖
被せ藁に陽の匂ひあり寒牡丹   洋太
猛禽の餌に群がり寒雀      かおる
残雪を従へて咲く寒牡丹     紘二
ちんまりと干涸びてゐる日陰雪  次郎
寒風を逃れ場外馬券場      祐之
三匹の子豚の如く寒牡丹     かおる
北風に立ち交りたるサンポーニャ 秀俊
寒牡丹枝葉に血潮ゆきわたり   次郎
大寒や工事フェンスの平積みに  祐之
子規の名の球場ひそと春を待つ  洋太
大寒の松の黒々ありにけり    祐之
梟の胸板獅子の如く張る     かおる
寒牡丹門灯暗くありにけり    洋太

<英主宰の作品> 
 琴の音の無くもがななる寒牡丹
 はばからず鷭もをるなる鴨の水
 午後の日の辷り流るる寒牡丹
 うち重なりて寒鯉でありにけり

 次回吟行は、2012年5月26日(土)に決まりました。
 吟行場所が決まり次第追ってご案内しますので、どうぞお楽し
 みに。
 俳句の経験のない方も是非一度見学してみませんか。
                       以上  


返信投稿

なまえ
メールアドレス
本文  アドレスをリンクする  〔 画像の添付と削除
パスワード     なまえ等を保存

掲示板に戻る      ホームページに戻る