第33回枇杷の会(谷中〜根津吟行)報告 
31期湯浅善衛 2012/5/26(土) 22:42:38 No.20120526224238
32,089バイト 68,096バイト
57,193バイト
本日5月26日、日暮里〜谷中〜根津にかけて第33回の吟行を行いました。
天気にも恵まれ、夏帽子の似合う句仲間と谷根千の一角を歩きました。
まずは、小林一茶や種田山頭火の句碑のある本行寺へ。
馬場さんが飛行兵曹長の墓も見つけられました。
近くの経王寺には、彰義隊が隠れたため新政府が攻撃した弾痕が山門に残っていました。
路地に入り、観音寺の築地塀を過ぎると寺ばかりです。
三崎(さんさき)坂を左折して、初音幼稚園前の路地を入ると花のきれいな長久院へ。
妙行寺の前には襖店とレトロな駄菓子店が・・・。
タイムスリップした気分です。
大名時計博物館前で一度解散。個々に句作に専念しました。
根津神社では結婚式も行われていました。
今度はつつじの咲く4月に来たいものです。
生活感のあるへび道を通りいせ辰に抜けて、団子坂下で再集合し、2時間半の吟行を終えました。

それでは本日の句をご紹介します。
 鉢植ゑの薔薇に仕立て谷中かな  孝治
 夏空や飛行兵曹長の墓      紘二
 御簾を巻き蔀を上げて風薫る   かおる
 梵鐘は薔薇のアーチの向う側   善兵衛
 葉桜の傘のうちなる墓処     かおる
 葉隠れに仄と明るむ実梅かな   かおる
 浮浪者の眠りこけたる五月闇   祐之
 紫陽花の蕾明るく日を返し    孝治
 白塀の眩し過ぎたる五月晴    紘二
 路地裏の夏めく谷中尋ねたり   善兵衛
 新緑の根津で門出の二人かな   貴聖
 まだ香る檜の塀や南風吹く    かおる
 薫風をさらりと受けて坂を降り  孝治
 初夏の海の眩しき羽田かな    祐之

<英主宰の作品> 
 咲きみちて目の高さにも樟の花
 軽暖へ木の香あふらせ風呂桶屋
 へび道の撓はみ撓はみに花茨
 古簾垂れて吉川錻力店
 旧日本美術院跡木下闇
 いわがらみ定家葛と咲きつらね

次回吟行は、2012年9月15日(土)に決まりました。
吟行場所が決まり次第追ってご案内しますので、皆様どうぞお楽 しみに。
                  以上  


返信投稿

なまえ
メールアドレス
本文  アドレスをリンクする  〔 画像の添付と削除
パスワード     なまえ等を保存

掲示板に戻る      ホームページに戻る